【遊戯王】「21年04月更新」落とし穴カードで完全妨害⁉ 蟲惑魔カード徹底解説&相性がいいカード紹介

皆さんこんにちは、クロトといいます。
今回は、2021年1月16日に発売されたLIGHTNING OVERDRIVEライトニング・オーバードライブ
で新規カードが追加されたテーマ【蟲惑魔】について解説と、
相性が良さそうなカードについての考察をしていきたいと思います。

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もくじ

蟲惑魔カードの紹介

トリオンの蟲惑魔(評価:★★★★★)

召喚時に「ホール(落とし穴)」罠カードをサーチできます。
召喚後は、このカードを素材に「セラの蟲惑魔」をリンク召喚します。
さらに、このカードでサーチした「落とし穴(ホール)」罠をセットしてかまえるのが基本戦術となります。
特殊召喚時に魔法・罠を破壊する効果も汎用性が高く使いやすいです(強制効果なので空撃ちが可能です)。

ランカの蟲惑魔(評価:★★★★★)

先ほどの「トリオンの蟲惑魔」とは異なり、こちらは召喚時に蟲惑魔モンスターをサーチできます。
モンスターのサーチよりも罠サーチの方が優先されることが多いため、召喚権は「トリオンの蟲惑魔」に使うことが多いのですが、
汎用性の高い効果ですのでこちらも必須カードです。
②の誘発効果で自身の魔法・罠カードをバウンスする効果も使い勝手が良く、
相手の魔法・罠カードの除去をバウンスで回避したり、「セラの蟲惑魔」の効果を能動的に発動することもできます。

ティオの蟲惑魔(評価:★★★★★)

召喚時に墓地の蟲惑魔モンスターを守備表示で特殊召喚、
特殊召喚時に墓地の「落とし穴・ホール」罠カードをセットできます。
どちらも墓地を対象とする効果を持つため、墓地にカードが溜まる2ターン目以降に活躍してくれるカードです。

リセの蟲惑魔(評価:★★★☆☆)

自身をリリースすることで、墓地とデッキから「落とし穴・ホール」罠カードをセットする効果を持ちます。
墓地に「落とし穴・ホール」罠カードが存在しなければ発動できないため、
2ターン目以降か、墓地に「落とし穴・ホール」罠カードを落とすギミックが必要になります。
セラの蟲惑魔」が場にいる状態で発動できれば、「落とし穴・ホール」罠カードを合計3枚セットできるため非常に強力です。

カズーラの蟲惑魔(評価:★★★☆☆)

このカードが場にいる状態で「落とし穴・ホール」罠カードを発動すると、蟲惑魔モンスターをサーチ・リクルートできます。
このカードの召喚・特殊召喚をするよりも、
効果のある「トリオンの蟲惑魔」、「ティオの蟲惑魔」に召喚・特殊召喚を優先することが多いため、
このカードの出番は少ないと思います。
ただ、「セラの蟲惑魔」でリクルートしてあげると手札の確保に使うことができるため、個人的に採用しておきたいカードですね。

アトラの蟲惑魔(評価:★★★☆☆)

「落とし穴・ホール」罠カードを手札から発動できる変わった効果を持ちます。
トリオンの蟲惑魔」、「ティオの蟲惑魔」に召喚・特殊召喚を優先することが多いため、
やはりこのカードも出番が少なめです。

ジーナの蟲惑魔(評価:★★★★☆)

蟲惑魔カードでは初の「手札から特殊召喚」できるモンスターです。
①と③の効果が1ターンにいずれか一つしか使えないところは気を付けなければいけませんが、
手札から効果を発動して、後述する「セラの蟲惑魔」の効果を発動させることができるところが強力です。

フレシアの蟲惑魔(評価:★★★★★)

デッキにある「落とし穴・ホール」罠カードを墓地に送り、そのカードと同じ効果を発動することができます。
蟲惑魔モンスターであり、汎用エクシーズモンスターでもあります。
このカードが嫌われるほど強力だったのは過去の話ですが、
今でも蟲惑魔の汎用エクシーズモンスターとして十分に活躍してくれます。

アロメルスの蟲惑魔(評価:★★★★☆)

墓地の昆虫・植物族のレベル4モンスターを特殊召喚する効果を持ちます。
攻撃力が2200もあるので、蟲惑魔デッキでは打点要因&墓地の蟲惑魔モンスターの蘇生要因になってくれると思います。
ただ、効果を使った後はバニラ同然なので、戦闘後に「セラの蟲惑魔」や「クラリアの蟲惑魔」のリンク素材にするのがいいと思います。

セラの蟲惑魔(評価:★★★★★)

現在の蟲惑魔デッキでは、展開要因としてデッキに3枚投入したいほど必須カードとなっています。
クラリアの蟲惑魔」と同様にこのカード1枚を維持し続けることでたくさんのアドを生み出すことができます。
いかに「セラの蟲惑魔」、「クラリアの蟲惑魔」を維持できるかが勝敗のカギを握るといっても過言ではありません。

クラリアの蟲惑魔(評価:★★★★☆)

セラの蟲惑魔」と違い、リンク召喚の素材にモンスターを2体必要とするため、少し特殊召喚しにくいです。
「落とし穴」、「ホール」カードの発動後にセットしなおすといった変わった効果を持ちます。
後述する「王家の神殿」と相性が良く、セットした罠をもう一度発動できます。
また、③の効果で蘇生するカードは、②の効果セット効果との兼ね合いから「ティオの蟲惑魔」を蘇生するのが有力だと思います。

「落とし穴・ホール」カードの紹介

こちらでは、汎用性の高い「落とし穴・ホール」をピックアップしてご紹介します。

底なし落とし穴(評価:★★★★★)

恐らく、一番使いやすい落とし穴です。
モンスターを裏守備にしつつ表示形式の変更も封じるため、リンクモンスター以外のほとんどのモンスターを封じることができます。
攻撃力の低い「セラの蟲惑魔」を守りつつ効果を発動できるので、とても汎用性が高いです。

墓穴ホール(評価:★★★★★)

うらら、増G、ニビルといった汎用手札誘発を無効化できるため、ほとんどのデッキに有効なカードとして働きます。
また、相手に2000ダメージ与える効果も蟲惑魔の打点不足を補ってくれるため、非常に相性がいいです。

狡猾な落とし穴(評価:★★★☆☆)

序盤のような墓地にカードが存在しない場面で発動するのが基本的な使い方です。
もちろん、後半では腐ることが多いのでデッキに採用する枚数は検討した方がいいです。

絶縁の落とし穴(評価:★★★☆☆)

底なし落とし穴」が効かないリンクモンスターに有効なカードです。
ルール改定により、以前よりリンクモンスターの採用が少なくなっているため、腐ることもありますが、
自身のリンク召喚でも発動できるため、
セラの蟲惑魔」をリンク召喚した場合に能動的に相手モンスターを破壊することもできます。

奈落の落とし穴(評価:★★★☆☆)

こちらも汎用性の高い「落とし穴」カードです。
蟲惑魔デッキでは「セラの蟲惑魔」を確実に攻撃から守りたいため、「底なし落とし穴」が優先されがちですが、
このカードはモンスターを破壊&除外できるため、デッキに枠がある場合は採用を検討したいですね。

蟲惑の落とし穴(評価:★★★☆☆)

特殊召喚成功時に場のカードを破壊してくるモンスターに対してはこのカードが有力です。
底なし落とし穴」が優先されることが多いため出番は少ないかもしれませんが、
フレシアの蟲惑魔」の効果発動用に、デッキに1枚採用しておくといった使い方がいいと思います。

相性が良さそうなカード

幻影騎士団シェード・ブリガンダイン(評価:★★★★★)

セラの蟲惑魔」の効果を能動的に発動することができるため、現在の蟲惑魔デッキには必須カードともいえるでしょう。
発動後は「クロノダイバー・リダン」のエクシーズ素材にすることで、頼もしい戦力になってくれます。
また、「アロメルスの蟲惑魔」をエクシーズ召喚して、さらなる展開につなげてもいいと思います。

王家の神殿(評価:★★★★★)

私は結構評価しているけど、あまり使われていないカード。
一度エラッタされているとはいえ、効果の強力さは健在です。
主な役割は、「セラの蟲惑魔」の効果でセットした「落とし穴」カードをそのターンの内に発動可能にすることです。

金満で謙虚な壺(評価:★★★★★)

今までサーチが困難だった「王家の神殿」と「幻影騎士団シェード・ブリガンダイン」の疑似サーチとして使います。
「蟲惑魔モンスター」+「王家の神殿」または「幻影騎士団シェード・ブリガンダイン」がないと初手展開があまりできない蟲惑魔にとって、
このカードはかなりの強化なサポートカードではないでしょうか。

フォーマッド・スキッパー(評価:★★★★☆)

自身の名前を「セラの蟲惑魔」にすることで「セラの蟲惑魔」をリンク召喚できます。
「蟲惑魔」デッキでは、まず「セラの蟲惑魔」をリンク召喚するのが基本戦術になるので、このカードはかなり重宝します。
リンク素材になった後の効果で、後述する「パラレルエクシード」をサーチできるのも魅力です。

パラレルエクシード(評価:★★★★☆)

リンク召喚成功時に手札からリンク先に自身を特殊召喚し、
さらにデッキから「パラレルエクシード」を特殊召喚する効果を持ちます。
つまり、このカード一枚でランク4モンスターを特殊召喚できるため、
ランク4で戦うのが基本の蟲惑魔デッキととても相性がいいです。

クロノダイバー・リダン(評価:★★★★★)

先述した「幻影騎士団シェード・ブリガンダイン」と非常に相性が良く、
このカードと「セラの蟲惑魔」を場に並べるのが非常に強力です。
自身を除外&帰還を繰り返して相手からの除去を回避し続けられるため、場持ちのいい打点要因になってくれると思います。

トラップトリック(評価:★★★★☆)

各種罠カードをデッキからセットできる汎用性の高いカードです。
罠カードが主体になる「蟲惑魔」デッキにとって、このカードはかなり頼もしいのではないでしょうか。
ただ、効果の都合上デッキに同名カードを2枚以上採用しないといけないため、
デッキに採用する罠カードの枚数を検討する必要がありそうですね。

強制脱出装置(評価:★★★☆☆)

フリーチェーンで使える汎用罠カードとしてこのカードの採用もありだと思います。
相手のモンスターをバウンスしてもいいですし、
こちらの「蟲惑魔」カードをバウンスして召喚時効果を使いまわすといった使い方もいいと思います。

神の宣告(評価:★★★★☆)

「蟲惑魔」は罠カードを主体とするデッキなので、「ハーピィの羽根帚」などの魔法・罠カードの除去が天敵となります。
それらのカードの対策でこちらのカードを採用するのはどうでしょうか。

ドラグマ・パニッシュメント(評価:★★★★☆)

「教導の聖女エクレシア」、「旧神ヌトス」とともに「蟲惑魔」デッキに出張させてみるのはどうでしょうか。
このカード1枚で実質2枚のカードを破壊できるのですが、
次のターンにリンク・エクシーズ召喚ができなくなるため、このカードの発動タイミングは見極めたいところですね。

最後に一言

今回の記事はいかがだったでしょうか。
罠カードを主体にして相手を妨害しながら戦う「待ち」のデッキになるため、
どうしても構築やプレイングが難しいテーマだと思うのですが、
「ちょっと使いにくい」、「デッキ構築が難しい」っというところが蟲惑魔らしくて私は好きなんですよね。
それでは、今回はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう。