【遊戯王】新規カード追加でアンデットの極致!! ヴァンパイア 徹底解説【21年10月環境】
皆さんこんにちは、クロトといいます。
今回は、2021年10月16日に発売される、
【BATTLE OF CHAOS】
で新規が追加されるテーマの、「ヴァンパイア」について解説していきたいと思います。
ヴァンパイアとは
SHADOW SPECTERS(2013年7月20日発売)でテーマ化された「ヴァンパイア」と名のついたカードのことを言います。
モンスターは全て闇属性で統一されており、「ヴァンパイア・キラー」を除いてアンデット族で統一されています。
相手の墓地に存在するモンスターを特殊召喚したり、相手から奪ったモンスターをエクシーズ素材にしたりする効果を持つカードが多いです。
新規「ヴァンパイア」カードの紹介
※リリース前なので、カード画像はありません。
ヴァンパイアの幽鬼(評価:★★★★★)
召喚時に手札か場の「ヴァンパイア」カードを墓地に送ることで、サーチと墓地肥やしができます。
「ヴァンパイアの使い魔」や「ヴァンパイアの眷属」を墓地に送ることで、さらに展開することができます。
また、②の効果も使い勝手が良く、「ヴァンパイア・サッカー」が場にいれば相手ターンに相手モンスターをリリースしてアドバンス召喚なんてこともできます。
今後、「ヴァンパイア」デッキを作る際の必須カードになるのではないでしょうか。
真血公ヴァンパイア(評価:★★★★☆)
ヴァンパイアの切り札的モンスターです。
基本的に後攻か先攻2ターン目以降に活躍するのではないでしょうか。
除去をエクストラモンスターに頼るデッキも多いため、墓地以外から特殊召喚されたモンスターの効果の対象にならないという効果は、相手にとって意外に厄介なのではないでしょうか。
ヴァンパイア・ファシネイター(評価:★★★★☆)
リンク召喚時に相手の墓地に存在するモンスターを自分の場に特殊召喚する効果と、
自分の「ヴァンパイア」モンスターをリリースし、相手モンスターのコントロールを奪う効果を持ちます。
相手の墓地や場にモンスターがいないと発動できない効果ばかりなので、こちらも後攻か先攻2ターン目以降に活躍しそうですね。
既存「ヴァンパイア」カードの紹介
※種類が多いので、今でも使えそうなカードだけ紹介します。
ヴァンパイアの使い魔(評価:★★★★★)
「ヴァンパイア」の展開&サーチ用モンスターです。
②の効果で自己蘇生して、①の効果を発動させるのが基本的な使い方になると思います。
②の効果を発動させるために墓地にこのカードを送る必要があるのですが、「ヴァンパイアの幽鬼」の登場により簡単に効果を発動できますね。
ヴァンパイアの眷属(評価:★★★★★)
「ヴァンパイアの使い魔」と同様に、「ヴァンパイア」の展開&サーチ用モンスターです。
②の効果で自己蘇生して、①の効果を発動させるのが基本的な使い方になると思います。
こちらは魔法・罠カードをサーチできますが、筆頭候補はさらなる展開が見込める「ヴァンパイア・デザイア」でしょうか。
シャドウ・ヴァンパイア(評価:★★★★☆)
召喚時に「ヴァンパイア」モンスターをリクルートできる展開には欠かせない効果を持っています。
このカードがレベル5なのでアドバンス召喚することになると思いますが、「ヴァンパイア・サッカー」が場にいれば相手モンスターをリリースすることもできますね。
リクルートの筆頭候補は特殊召喚時に効果のある「ヴァンパイア・スカージレット」でしょうか。
ヴァンパイア・スカージレット(評価:★★★★★)
召喚・特殊召喚時に「ヴァンパイア」モンスターを蘇生する効果を持ちます。
このカード自体がレベル6なので、「シャドウ・ヴァンパイア」の効果でリクルートしてあげると効果を生かしやすいですね。
蘇生するモンスターは、特殊召喚時に効果のある「ヴァンパイアの使い魔」や「ヴァンパイアの眷属」あたりが候補でしょうか。
ヴァンパイア・グレイス(評価:★★★★☆)
アンデット族モンスターの効果によって場にレベル5以上のアンデット族モンスターが特殊召喚されたときに自身を蘇生する効果を持ちます。
「シャドウ・ヴァンパイア」の効果で「ヴァンパイア・スカージレット」をリクルートさせた時に効果を起動できますね。
展開要因として早めに墓地に置いておくことで効果を生かしやすいと思います。
竜血公ヴァンパイア(評価:★★★☆☆)
最近リリースされたレベル8のヴァンパイアモンスターです。
「真血公ヴァンパイア」をエクシーズ召喚するのに必要なカードなのではないでしょうか。
レベル8なので、このカードを召喚するには二体にモンスターが必要ですが、「ヴァンパイア・サッカー」が場にいれば相手のモンスターを使ってアドバンス召喚できますね。
また、「ヴァンパイアの幽鬼」が墓地に存在すれば、相手ターンに召喚することも可能です。
ヴァンパイア帝国(評価:★★★☆☆)
ヴァンパイア専用のフィールド魔法です。
「ヴァンパイア・グレイス」などの効果を発動することで、簡単に破壊効果を使うことができます。
攻撃力アップも地味に強力ですが、おまけ程度に考えていいと思います。
ヴァンパイアの領域(評価:★★★☆☆)
「ヴァンパイア」専用の二重召喚ともいえるカードです。
「ヴァンパイア」には召喚時に強力な効果が使える上級モンスターが多いので、それらのカードを生かすのに採用してもいいのではないでしょうか。
ヴァンパイア・デザイア(評価:★★★★★)
「ヴァンパイア」の汎用魔法カードです。
墓地肥やしか蘇生のどちらかを選択して発動することができるので、非常に使い勝手がいいです。
「ヴァンパイアの使い魔」や「ヴァンパイアの眷属」を墓地に送るか特殊召喚するのが基本的な使い方になると思います。
ヴァンパイアの支配(評価:★★★★★)
「ヴァンパイア」専用のなんでも無効化できるカウンター罠カードです。
非常に使いやすいので、デッキに採用してみてもいいのではないでしょうか。
ヴァンパイア・アウェイク(評価:★★★☆☆)
「ヴァンパイア」専用の展開用カードです。
罠カードなので一度セットしないと発動できませんが、効果自体は非常に使いやすいのでデッキに1、2枚採用しておくのもいいと思います。
ヴァンパイア・シフト(評価:★★☆☆☆)
条件はありますが、「ヴァンパイア帝国」の発動と「ヴァンパイア」モンスターの蘇生を1枚で行えるカードです。
デッキに「ヴァンパイア帝国」を採用しているのであれば、このカードも採用してみてもいいのではないでしょうか。
紅貴士-ヴァンパイア・ブラム(評価:★★☆☆☆)
ほぼヴァンパイア専用のエクシーズモンスターです。
最近の「ヴァンパイア」はレベル6を軸に組むことが多いのでこのカードの出番はすくないかもしれませんが、1枚くらいエクストラに忍ばせておくと使えることがあるかもしれませんね。
交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン(評価:★★★★★)
「ヴァンパイア」の中ではかなり使いやすいエクシーズモンスターです。
相手から奪ったモンスターもエクシーズ素材にできるので、このカードの出番は多いと思います。
エクシーズ素材には、特殊召喚しやすい「ヴァンパイア・グレイス」や「ヴァンパイア・スカージレット」あたりが候補でしょうか。
ヴァンパイア・サッカー(評価:★★★★★)
「ヴァンパイア」だけでなく、アンデット族を色々なデッキに出張できる汎用リンクモンスターです。
③の相手のモンスターをアドバンス召喚の時にリリースできる効果が強力で、「ヴァンパイアの幽鬼」の登場により相手ターンにアドバンス召喚を狙いやすくなりましたね。
相性が良さそうなカード
ユニゾンビ(評価:★★★★★)
アンデット族でデッキを作成するとなったら、まずこのカードを採用するのを考えるのではないでしょうか。
アンデット族モンスターを墓地肥やしするだけでなく、自身がチューナーなのでシンクロ召喚も狙いやすいです。
墓地に送るモンスターは「ヴァンパイアの使い魔」や汎用性の高い「馬頭鬼」などではないでしょうか。
馬頭鬼(評価:★★★★★)
アンデット族専用の汎用サポートモンスターです。
かなり前からありますが、今でも非常に使いやすくこのカードの出番は多いのではないでしょうか。
牛頭鬼(評価:★★★★★)
こちらもアンデット族の汎用モンスターとして採用が検討できると思います。
①、②の効果はどちらも非常に使い勝手が良く、「ヴァンパイア」デッキでも活躍できるのではないでしょうか。
不知火の隠者(評価:★★★★☆)
「不知火」モンスターではありますが、汎用性の高い「ユニゾンビ」をリクルートできるのでこのカードの採用も検討できるのではないでしょうか。
ゴブリンゾンビ(評価:★★★☆☆)
こちらも汎用アンデット族サポートモンスターとして採用を検討してもいいのではないでしょうか。
フィールドから墓地に送られなければ効果が発動できないので少し使いにくいかもしれませんが、サーチできるカードの範囲が広いので使い方次第では活躍してくれそうです。
永遠の淑女 ベアトリーチェ(評価:★★★★★)
「ヴァンパイア」はレベル6が出しやすいので、なんでも墓地肥やしができるこのカードも採用できそうですね。
普通に「ヴァンパイア」カードを墓地に送ってもいいのですが、「屍界のバンシー」を墓地に送って「アンデットワールド」をサーチするといった使い方も面白そうです。
屍界のバンシー(評価:★★★★☆)
「アンデットワールド」を軸にしつつ「死霊王 ドーハスーラ」を特殊召喚する構築にする場合はこちらのカードも検討できますね。
「ヴァンパイア帝国」とフィールド魔法が競合するので、どちらか一方を採用してデッキを構築するのがいいと思います。
アンデットワールド(参考用)
死霊王 ドーハスーラ(参考用)
生者の書-禁断の呪術-(評価:★★★☆☆)
最近はめっきり見なくなりましたが、こちらもアンデット族デッキ専用の汎用カードですね。
相手の墓地のモンスターを除外できる効果も意外に刺さる場合も多いので、使い勝手はいいと思います。
最後に一言
今回の記事はここまでとなります。
いかがだったでしょうか。
意外に新規カードが強力なので、かなり「ヴァンパイア」デッキが化けると思いますね。
最近に遊戯王のインフレにより、既存のテーマが相対的に弱体化される傾向にあるので、もっとこれくらい強い新規カードが出てほしいところですね。
それでは、今回はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう。