【遊戯王】これが9年目の集大成 蟲惑魔 デッキ解説【21年07月環境】
みなさんこんにちは、クロトといいます。
今回は私がリリースされた時からずっと愛用しているテーマである【蟲惑魔】デッキの紹介をしたいと思います。
蟲惑魔の構築にはAFとあわせたりなどの出張キットとして使われることも多いですが、私の構築は純構築となっております。
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デッキレシピ
メインデッキ
基本的にはリンクorエクシーズ召喚を使って蟲惑魔モンスターを特殊召喚していきます。
また、採用している罠カードは蟲惑魔カードとの相性を踏まえて採用していますが、お住まいの環境に合わせて変えてみてもいいと思います。
エクストラデッキ
基本的には蟲惑魔モンスターで戦っていくのをコンセプトにしています。
蟲惑魔モンスターで盤面を展開していき、他のカードはサポートといった感じでしょうか。
デッキに採用しているカードの紹介
ここでは、様々なデッキによく採用されている汎用カードの紹介は省略します。
メインデッキ
トリオンの蟲惑魔(評価:★★★★★)
召喚時に「ホール(落とし穴)」罠カードをサーチできます。
このカードを召喚し、さらにこのカードを素材に「セラの蟲惑魔」をリンク召喚した後に、
サーチした「落とし穴(ホール)」罠をセットしてかまえるのが基本戦術となります。
特殊召喚時に魔法・罠を破壊する効果も汎用性が高く使いやすいです(強制効果なので空撃ちが可能です)。
ランカの蟲惑魔(評価:★★★★★)
こちらは召喚時に蟲惑魔モンスターをサーチできます。
蟲惑魔で戦う場合は「落とし穴(ホール)」罠カードの方が欲しい場合が多いため、
先述した「トリオンの蟲惑魔」よりも優先度が低めですが、汎用性の高い効果ですのでこちらも必須カードです。
ティオの蟲惑魔(評価:★★★★★)
召喚時に墓地の蟲惑魔を蘇生する効果を持ちます。
効果の都合上、2ターン目以降に活躍するカードです。
このカード1枚でランク4を特殊召喚できるので、1ターン目に「ランカの蟲惑魔」でサーチしておきたいカードです。
また、特殊召喚時に墓地の「落とし穴・ホール」罠カードを自分の場にセットする効果は、
後述する「クラリアの蟲惑魔」と非常に相性が良く、このカードもデッキに2・3枚は採用したいカードですね。
ジーナの蟲惑魔(評価:★★★★☆)
「LIGHTNING OVERDRIVE」で登場した新規カードです。
蟲惑魔カードでは初の「手札から特殊召喚」できる特殊召喚効果を内蔵したモンスターです。
①と③の効果が1ターンにいずれか一つしか使えないところは気を付けなければいけませんが、
手札から効果を発動して、後述する「セラの蟲惑魔」の効果を発動させることができるところが強力です。
カズーラの蟲惑魔(評価:★★★☆☆)
蟲惑魔の古参カードの一つですが、受動的な効果のためなかなかデッキに採用されないカードです。
今回は「クラリアの蟲惑魔」・「セラの蟲惑魔」と一緒に場に並べることで、アドを稼ぐように立ち回るために採用しています。
使いにくいのかと思いきや、使ってみると結構使いやすいです。
アトラの蟲惑魔(評価:★★★☆☆)
手札から「落とし穴・ホール」罠カードを発動できるようになる永続効果と、
自身が発動する罠カードが無効化されなくなる永続効果を持ちます。
このカードも直接アドバンテージを稼ぐ効果ではないため、あまり採用されないのですが、
「クラリアの蟲惑魔」の登場により「蟲惑魔」カードを場に維持しやすくなったため今回デッキに採用してみました。
リセの蟲惑魔(評価:★★★☆☆)
WORLD PREMIERE PACK 2020で登場したカードです。
自身をリリースし、墓地、デッキから「落とし穴(ホール)」罠カードをセットする効果を持ちます。
墓地に「落とし穴(ホール)」罠カードがないと発動できないため、効果の発動にラグが生じやすいのですが、
「トリオン+王家の神殿」のコンボで先行1ターン目で「リセの蟲惑魔」の効果を発動できます。
また、効果でセットした「落とし穴(ホール)」罠カードは除外されるデメリットがありますが、
「クラリアの蟲惑魔」が場にいる場合は再セットでき、さらにデメリットも打ち消されるという裁定が出ています。
スモール・ワールド(評価:★★★★★)
最近新規で登場したカードです。
効果がかなり複雑なのですが、手札のモンスターを見せることで、見せたモンスターを除外しつつモンスターをサーチする効果を持っています。
このデッキでは、初手に欲しい「トリオンの蟲惑魔」や「ランカの蟲惑魔」をサーチすることのできるカードとして使っていきます。
「他の蟲惑魔or増G」→「屋敷わらし」→「トリオンorランカの蟲惑魔」というように除外していくことでサーチできるようになっています。
王家の神殿(評価:★★★★★)
私は結構評価しているけど、あまり使われていないカード。
一度エラッタされているとはいえ、効果の強力さは健在です。
主に「セラの蟲惑魔」や「クラリアの蟲惑魔」でセットしたカードをそのターンの内に発動可能にするのが役割です。
幻影騎士団シェード・ブリガンダイン(評価:★★★★★)
先攻1ターン目などに後述する「セラの蟲惑魔」の効果を能動的に発動することができるため、
現在の蟲惑魔デッキには必須カードともいえるでしょう。
発動後は「クロノダイバー・リダン」のエクシーズ素材にしたり、「アロメルスの蟲惑魔」をエクシーズ召喚してさらに展開していくといった使い方ができます。
底なし落とし穴(評価:★★★★★)
相手モンスターを裏守備にするというシンプルな効果ですが、
対象をとらず、破壊するわけでもないため、非常に使いやすい落とし穴カードとなっています。
「セラの蟲惑魔」を守りつつ効果を発動できるので、とても汎用性が高いです。
墓穴ホール(評価:★★★★★)
手札誘発・墓地効果を無効化できる非常に使い勝手がいいカードです。
特に手札誘発は最近の遊戯王ではどのデッキでも採用しているため、このカードが活躍する場面は多いのではないでしょうか。
絶縁の落とし穴(評価:★★★★☆)
リンクモンスターのリンク召喚成功時に発動できる「落とし穴」罠カードです。
相手のリンク召喚に合わせて使っても良いのですが、
このカードのいいところは自身がリンク召喚した時でも発動できるところで、
「セラの蟲惑魔」や、「クラリアの蟲惑魔」をリンク召喚した時に発動し、相手モンスターを破壊する使い方もできるところが魅力です。
蟲惑の落とし穴(評価:★★★★☆)
「蟲惑魔」デッキなので採用していますw
っというのは冗談で、特殊召喚成功時に発動するモンスター効果を止めるために採用しています。
「セラの蟲惑魔」の効果でデッキからこのカードをセットするのは容易なので、
1枚採用しておくと意外に役に立つことが多かったため採用しています。
エクストラデッキ
アロメルスの蟲惑魔(評価:★★★★★)
蟲惑魔モンスターの中では高打点で、墓地の昆虫・植物族レベル4モンスターを蘇生するという効果も、
実質「蟲惑魔」モンスターを蘇生する効果となるので、とても使い勝手がいいです。
基本的には展開&打点要因として使っていきつつ、「クラリアの蟲惑魔」のリンク素材にすることが多いですね。
フレシアの蟲惑魔(評価:★★★★☆)
自分の場の「蟲惑魔」モンスターに破壊耐性・対象不可の状態にすることができ、
さらに、実質デッキの「落とし穴・ホール」罠カードを発動できる効果を持つため、非常に強力です。
リリース当初から強力なカードと言われていますが、現在でもこのカードの強さは健在です。
クロノダイバー・リダン(評価:★★★★★)
「シェード・ブリガンダイン」と相性がいいので採用しています。
最近は、「アロメルスの蟲惑魔」や「フレシアの蟲惑魔」を場に出すことが多いため、
エクストラデッキでお留守番していることが多いですが、強力な効果を持っているので採用しておくといいと思います。
セラの蟲惑魔(評価:★★★★★)
現在の蟲惑魔デッキには必須カードとなっており、3枚フル投入しています。
このカード1枚を維持し続けることでたくさんのアドを生み出すことができるので、
いかに「セラの蟲惑魔」を早くリンク召喚し、維持できるかが勝敗のカギを握ります。
クラリアの蟲惑魔(評価:★★★★★)
「LIGHTNING OVERDRIVE」で登場した新規カードです。
「落とし穴・ホール」罠カードの発動後、再セットできるリサイクル効果に加え、
エンドフェイズに墓地の蟲惑魔モンスターを蘇生する効果を持ちます。
蘇生する「蟲惑魔」モンスターの筆頭候補は「ティオの蟲惑魔」か、「カズーラの蟲惑魔」が有力です。
ミセス・レディエント(評価:★★★☆☆)
「蟲惑魔」モンスターは全て地属性なので、全体強化をすることができるこのカードを今回は採用しています。
最近このカードの採用率は低めですが、十分強力な効果を持っていると思います。
最後に一言
今回の記事はいかがだったでしょうか。
流石に8期に登場したテーマなので、火力不足は否めませんが、
それでも定期的に新規をもらっており、人気も高いテーマでもありますのでぜひ皆さんに蟲惑魔のデッキを作成して楽しんで欲しいですね。
それでは、今回はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう。