【遊戯王】罠モンスターで 展開&除去 バージェストマ 徹底解説【21年7月環境】
皆さんこんにちは。クロトといいます。
今回は、2021年1月16日に発売された新弾、
【LIGHTNING OVERDRIVE】
で新規が追加されたテーマの、「バージェストマ」について解説していきたいと思います。
バージェストマとは
モンスターは全て水属性・水族で、さらにメインデッキに採用されるカードは罠カードで統一されたテーマです。
罠カードが発動された時にチェーンする形で墓地から通常モンスター扱いで特殊召喚することができ、
エクシーズ・リンク召喚を使って盤面を展開していきます。
各カードの紹介
バージェストマ・ディノミスクス(評価:★★★★★)
手札を1枚捨てることになりますが、表側表示のカードを除外することのできる強力な効果を持ています。
フリーチェーンでカードを除外できるカードは少ないので、「バージェストマ」に関係なく色々なデッキに採用されているカードです。
バージェストマ・カナディア(評価:★★★★☆)
こちらは相手モンスターを裏側守備表示にすることができます。
比較的容易に相手を妨害しつつ、墓地に存在する「バージェストマ」を展開できますので、デッキに採用する価値は十分にあると思います。
バージェストマ・ハルキゲニア(評価:★★★★☆)
こちらは相手の攻・守を半分にすることができます。
モンスターを直接除去することはできませんが、攻・守の低い各バージェストマをサポートすることができます。
バージェストマ・オレノイデス(評価:★★★★☆)
こちらは場の魔法・罠カードを破壊する効果を持ちます。
最近のデッキはサーチや除去を魔法や罠カードに依存しているデッキも多いので、このカードが活躍する場合も多そうです。
バージェストマ・マーレラ(評価:★★★☆☆)
こちらはデッキから罠カードを1枚墓地に送ることができます。
各種「バージェストマ」を墓地に送ることで②の効果を発動させやすくすることができます。
他にも、墓地で効果を発動する罠カードを墓地に送ってもいいですね。
バージェストマ・ピカイア(評価:★★★☆☆)
こちらは手札の「バージェストマ」カードを1枚墓地に送り、2枚ドローすることができます。
手札の「バージェストマ」カードを使って手札交換をすることができますね。
墓地肥やしも兼ねて、デッキに1、2枚採用するのもよさそうです。
バージェストマ・レアンコイリア(評価:★★☆☆☆)
除外されているカードを1枚墓地に戻すことができます。
「バージェストマ」カードはモンスターとして特殊召喚された場合は、場から離れた場合に除外されてしまうのでそれらのカードを墓地に戻すことができます。
ただし、採用しすぎると事故要因にもなりそうなので、枚数は検討した方がよさそうですね。
バージェストマ・エルドニア(評価:★☆☆☆☆)
こちらは、モンスターの攻・守を500アップさせることができます。
比較的、効果を発動させやすいカードですが、「バージェストマ」カードにはほかに優秀なカードが多いので、このカードの出番は少なめかもしれません。
バージェストマ・オパビニア(評価:★★★★★)
バージェストマにとって強力なエクシーズモンスターです。
手札から「バージェストマ」罠カードを発動できるという強力な効果を持っています。
また、罠カードをエクシーズ素材に持っていると、「バージェストマ」罠カードをサーチすることもできますので、
デッキの潤滑油としても活躍してくれるのではないでしょうか。
バージェストマ・アノマロカリス(評価:★★★★☆)
「バージェストマ」の切り札ともいえるカードです。
エクシーズ素材に3体のモンスターを必要としますが、フリーチェーンでカードを1枚破壊できる強力な効果を持っています。
デッキに1、2枚採用しておき、出せる時に出すといった運用が良さそうですね。
バージェストマ・カンブロラスター(評価:★★★☆☆)
新規で登場した「バージェストマ」のリンクモンスターです。
「バージェストマ・オパビニア」とどっちを特殊召喚するかは状況次第になると思います。
特に使いやすいのが②の効果で、セットした「バージェストマ」カードをそのターンに発動することができます。
相性が良さそうなカード
鬼ガエル(評価:★★★★★)
水属性・水族・レベル2という共通点から、後述する「餅カエル」のエクシーズ召喚用に採用してみるのはどうでしょうか。
各種「ガエル」モンスターを出張させて「カエルバージェストマ」としてデッキを構築するのが今も主流のようですね。
餅カエル(評価:★★★★★)
モンスター効果・魔法・罠カードをなんでも無効化できる強力な効果を持っています。
エクシーズ素材に水族・レベル2という狭い範囲のモンスターしか使えませんが、
「バージェストマ」なら簡単にこのカードをエクシーズ召喚することができますね。
王宮の鉄壁(評価:★★★★☆)
各種「バージェストマ」カードの除外されるデメリットを打ち消すことができます。
また、最近のカードには除外することで効果を発動するカードも多いので、このカードがそれらのメタとして働くこともあります。
強欲な瓶(評価:★★★☆☆)
フリーチェーンでいつでも発動できるカードとして採用してみるのはどうでしょうか。
「バージェストマ」カードの特殊召喚効果を発動するのに使いやすいと思います。
光の封札剣(評価:★★★☆☆)
こちらもフリーチェーンで相手の手札を1枚ハンデスすることができます。
相手の妨害もかねて「バージェストマ」カードの特殊召喚を狙いたい場合は採用してみるのはどうでしょうか。
巨神封じの矢(評価:★★★☆☆)
相手の妨害用にこのカードを採用してみるのはどうでしょうか。
攻撃力を0にしてくれるので、各種「バージェストマ」モンスターを攻撃から守ることもできます。
ドラゴンメイド・ラドリー(評価:★★★☆☆)
レベル2・水属性という共通点と、墓地肥やしにより「バージェストマ」カードの特殊召喚効果を発動しやすくするところから、
このカードを採用してみるのはどうでしょうか。
ラドリートラップ(評価:★★☆☆☆)
「バージェストマ・マーレラ」の効果で墓地に送ることができるので、このカードの効果が比較的発動しやすいです。
「ドラゴンメイド・ラドリー」の効果で墓地に送られても発動することができるので、意外にシナジーがあるかもしれません。
名推理(評価:★★★☆☆)
「バージェストマ」カードを墓地に送るために、このカードを採用してみるのはどうでしょうか。
基本的に「バージェストマ」デッキはレベル2が多い構築になると思いますが、あえて採用するモンスターのレベルを散らして、
このカードで特殊召喚する構築にしても面白そうですね。
最後に一言
今回の記事はここまでとなります。
いかがだったでしょうか。
バージェストマは登場した当初は環境デッキにもなっていましたが、
環境の変化とともにめっきり使っている人も見かけなくなり、今ではマイナーデッキになっていますね。
それでも、使われると意外に厄介だったり、罠カードがメインのテーマ自体が珍しいので意外に面白みのあるテーマだと思います。
それでは、今回はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう。