【遊戯王】フィールド魔法でアド稼ぎ ジェネレイド 徹底解説【21年04月環境】

皆さんこんにちは、クロトといいます。
今回は2019年8月3日に発売された、
デッキビルドパック ミスティック・ファイターズで登場したテーマの
【ジェネレイド】
カードと、それと相性がいいカードについてまとめてみました。

↓↓↓【動画でも解説しています(Youtube)】↓↓↓

ジェネレイドとは

モンスターは「王の影 ロプトル」とトークンモンスター以外は全てレベル9のモンスターで構成されており、
同名モンスターは1体までしかフィールドに存在できませんが、
それぞれのモンスターが強力な効果を持っており、
エクストラのモンスターもそこまで使わない構築にもすることができます。

ジェネレイドカードの紹介

王の影 ロプトル(評価:★★★★★)

メインデッキに採用できる唯一の下級ジェネレイドモンスターです。
自身をリリースして、デッキの各ジェネレイドモンスターを特殊召喚できるため、
ジェネレイドデッキの汎用リクルートモンスターとして活躍してくれると思います。

轟の王 ハール(評価:★★★★★)

ジェネレイドモンスターの中では、このカードが一番強力な効果を持っているのではないでしょうか。
②の相手がドローフェイズ以外でサーチカードなどを使ったときにモンスターを墓地に送る効果で実質1妨害、
③の効果をなんでも無効化する効果で1妨害できるので、
このカード1枚で2妨害できます。

光の王 マルデル(評価:★★★★★)

召喚・特殊召喚時にジェネレイドカードか植物族モンスターをサーチすることができます。
ジェネレイドカードの中では汎用性の高いサーチ能力を持っているので、
デッキに1~3枚採用しておきたいですね。

虚の王 ウートガルザ(評価:★★★★★)

ジェネレイドまたは岩石族モンスターを2体リリースすることで、なんでも1枚除外する効果を持ちます。
相手ターンでも発動でき、除外なので墓地から再利用される心配もありません。
こちらも強力な効果を持っていますので、デッキに何枚か採用しておきたいですね。

死の王 ヘル(評価:★★★★☆)

こちらは墓地のジェネレイドまたはアンデットモンスターを蘇生する効果を持ちます。
相手ターンに蘇生効果を使えるので、墓地のジェネレイドモンスターを再利用しやすいです。
ただ、このカード自体の攻撃力が低いので、打点要因にはならなさそうですね。

鉄の王 ドヴェルグス(評価:★★★★☆)

こちらは手札からジェネレイドまたは岩石族モンスターを特殊召喚する効果を持ちます。
ジェネレイドモンスターのほとんどはレベル9モンスターなので、手札で腐ることが多いのですが、
このカードで手札のジェネレイドモンスターを特殊召喚することで、
素引いてしまったジェネレイドモンスターを有効活用できます。

氷の王 ニードヘッグ(評価:★★★☆☆)

こちらは特殊召喚を無効化する効果を持ちます。
相手を妨害する効果を持つ「轟の王 ハール」や、「虚の王 ウートガルザ」と比較すると、
チェーンに乗らない特殊召喚しか無効化できないため火力不足に見えますが、
リリースするモンスターが1体で良いことを考えると、意外なところで役に立つこともあります。

剣の王 フローディ(評価:★★☆☆☆)

自分の場のジェネレイドまたは戦士族モンスターをリリースすることで、
相手モンスターを破壊する効果を持ちます。
リリースするモンスターと破壊するモンスターの数を自由に選べるため使い勝手が良さそうですが、
相手にドローさせてしまうデメリットがあるため、アドは稼ぎにくいと思います。

炎の王 ナグルファー(評価:★★★★☆)

ジェネレイドまたは獣戦士族モンスターをリリースすることで、破壊から逃れることができます。
相手の破壊効果に対して使っても良いのですが、
後述する「王の舞台」の効果で特殊召喚したトークンの自壊効果にも使うことができるため、
覚えておくといいことがあると思います。

永の王 オルムガンド(評価:★★★★☆)

エクストラデッキのジェネレイドモンスターです。
お互いにドローする効果を使って、後述する「王の舞台」の効果を自分のターンに発動させることができます。
ただ、リンク9モンスターは他にも強力なモンスターが揃っていますし、
上級のジェネレイドモンスター自体が強いこともあるのでこのカードを出すかは状況を選ぶことになりそうです。

王の舞台(評価:★★★★★)

ジェネレイドのメインエンジンともいえるカードです。
相手がデッキからカードを手札に加えた場合にデッキからジェネレイドモンスターを特殊召喚できるため、
ドローフェイズに相手がドローをしたときに発動することができます。
トークンも特殊召喚されるため、大型ジェネレイドモンスターの妨害効果のコストに使うのがいいと思います。

王の試練(評価:★★★☆☆)

手札のジェネレイドモンスターをデッキに戻しつつ、
ジェネレイド魔法・罠カードを2枚サーチする効果を持ちます。
ジェネレイド魔法・罠カードに「王の舞台」以外に強力なカードがあまりないためかあまり評価されていないのですが、
デッキにジェネレイドモンスターを戻すことはとても強力な効果のため、
採用圏内なのではないでしょうか。

王の報酬(評価:★☆☆☆☆)

ジェネレイド効果モンスターを攻撃対象にさせない効果を持ちます。
ジェネレイドモンスター自身が守備力の高いモンスターが多いし、
王の影 ロプトル」の効果で攻撃力・守備力を強化することもできるため、
このカードの出番はあまりなさそうです。

王の襲来(評価:★★★★☆)

ジェネレイドデッキの要である「王の舞台」をデッキから発動することができます。
その後に相手に1枚ドローさせることにより、王の舞台の効果を発動させることができますが、
相手に1枚アドを与えることにもなるので、このカードを採用するかは好みによると思います。

王の憤激(評価:★★☆☆☆)

自分の場のジェネレイドモンスターをリリースし、墓地のジェネレイドモンスターをエクシーズ素材にする効果を持ちます。
ジェネレイドデッキではランク9モンスターが出しやすいのですが、
このカードでエクシーズ素材を増やさせることで活躍してくれるカードは今のところ少ないと思います。

王の支配(評価:★★★☆☆)

ジェネレイドカードの効果の発動に対してチェーンして発動された効果を、
「お互いに1枚ドローする」効果に書き換える効果を持ちます。
王の舞台」の効果にチェーンされた「増殖するG」の効果などの対策に使うのがいいと思います。

相性が良さそうなカード

真竜皇V.F.D.(評価:★★★★★)

21年4月時点で制限カードに指定された強力な制圧力を持つエクシードモンスターです。
とりあえず、エクストラデッキに採用しておくという感じでもいいのではないでしょうか。

惑星探査車(評価:★★★★★)

「ジェネレイド」はフィールド魔法に依存していますので、
このカードを採用して「王の舞台」へのアクセス手段を増やしてもいいと思います。

ローンファイア・ブロッサム(評価:★★★★★)

汎用サーチ効果を持つ「光の王 マルデル」をデッキからリクルートできます。
マルデル以外にも汎用植物族モンスターをリクルートしても強そうですね。

スポーア(評価:★★★★☆)

ローンファイア・ブロッサム」の効果で特殊召喚できる、
汎用植物族チューナーとして採用するのはいかがでしょうか。

九字切りの呪符(評価:★★★★☆)

「ジェネレイド」はレベル9モンスターが主体なので、
このカードを使って手札入れ替えを行うのはどうでしょうか。

スチーム・シンクロン(評価:★★★★☆)

王の舞台」の効果で特殊召喚されたジェネレイドトークン2体とシンクロ召喚することで、
後述する「氷結界の還零龍 トリシューラ」を相手ターンにシンクロ召喚することができます。

氷結界の還零龍 トリシューラ(評価:★★★★☆)

スチーム・シンクロン」とのコンボ用に採用するのはいかがでしょうか。
相手ターンに対象をとらずに3枚のカードを除外することができます。

ブラッド・ローズ・ドラゴン(評価:★★★★★)

ジェネレイドモンスターにレベル9モンスターが多いため、
このカードと汎用レベル1チューナーを採用してこのカードをシンクロ召喚するのはどうでしょうか。

トリアス・ヒエラルキア(評価:★★★★★)

王の舞台」の効果で特殊召喚されるジェネレイドトークンが天使族のため、
このカードの特殊召喚効果を発動しやすいです。
レベル9であるため、ランク9のモンスターをエクシーズ召喚することにもつなげられますね。

神の宣告(評価:★★★★★)

発動した「王の舞台」を守るために汎用カウンター罠カードを採用するのはどうでしょうか。
王の舞台」が場にないとほとんど何もできなくなるため、場に存在させ続けるのも絶対条件だと思います。

最後に一言

今回の記事はいかがだったでしょうか。
「ジェネレイド」というテーマは最近のテーマには珍しくエクストラデッキをあまり必要としないデッキなので、
シンクロ・エクシーズ・リンクに飽きた。
あるいはエクストラに依存しないデッキを使ってみたい。
という方にはお勧めなのではないでしょうか。
実際、結構強いテーマですからね。
それでは、今回はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう。