【遊戯王】ダークシンクロがテーマ化⁉ ベアルクティ 徹底解説【エンシェント・ガーディアンズ】
皆さんこんにちは。クロトといいます。
今回は、2021年3月6日に発売されたデッキビルドパック、
【エンシェント・ガーディアンズ】
で登場した新テーマの、「ベアルクティ」について解説していきたいと思います。
↓↓↓動画での解説はこちら(Youtube)↓↓↓
ベアルクティとは
シンクロをメインに戦っていくテーマで、
モンスターは全て水属性・獣または獣戦士族で構成されています。
また、メインデッキに入るモンスターはレベル7(獣)または8(獣戦士)のみとなっており、
現在公開されているモンスターでレベル8はチューナー、レベル7は非チューナーとなっています。
また、新規で融合モンスターが追加され、構築の幅がさらに広まりましたね。
ベアルクティの各カード紹介
ベアルクティ-ミクポーラ(評価:★★★★★)
「ベアルクティ」の共通効果である、手札から特殊召喚できる効果と、
特殊召喚時に「ベアルクティ」をサーチせる効果を持っています。
現環境でもサーチで効果は大変優秀ですので、デッキの潤滑油的存在になってくれると思います。
ベアルクティ-ミクビリス(評価:★★★★☆)
先ほどの「ミクポーラ」と違い、こちらは手札から「ベアルクティ」を特殊召喚する効果を持ちます。
効果自体の汎用性はとても高いので、このカードも3枚デッキに投入しても良いのではないでしょうか。
ベアルクティ-ミクタナス(評価:★★★★☆)
こちらは墓地回収の効果を持っています。
このカードを手札から特殊召喚する際に手札のベアルクティをリリースしていれば、
そのカードを回収すればいいので、使い勝手はいいのではないでしょうか。
ベアルクティ-メガタナス(評価:★★★★★)
自分の場に他の「ベアルクティ」がいる状態でこのカードが特殊召喚した場合に、
相手モンスターを裏守備にできる「月の書」内蔵のモンスターです。
裏守備にする効果は最近の遊戯王ではかなり強力な効果で、
実質シンクロ・エクシーズ・リンク召喚を封じることができます。
ベアルクティ-メガポーラ(評価:★★★★★)
こちらは特殊召喚に成功した場合に魔法・罠カードを破壊する効果を持ちます。
現在でもフィールド魔法や永続魔法などに展開・サーチを頼っているテーマも多いので、
それらのテーマの妨害に役立つと思います。
ベアルクティ-メガビリス(評価:★★★★☆)
こちらは特殊召喚に成功した場合に、相手の墓地のカードをなんでも一枚除外できます。
テーマによっては墓地を使わないものもあるので効果がうまく使えない場合もあるとは思いますが、
墓地に依存するデッキには強力な抑止力になるので、
採用する価値は十分にあると思います。
ベアルクティ-ポラリィ(評価:★★★★★)
「ベアルクティ」シンクロモンスター①です。
レベル差が1になるように「チューナー」+「非チューナー」を墓地に送る通称、
「ダークシンクロ」を行うことで特殊召喚することができます。
特殊召喚成功時にデッキからフィールド魔法の「ベアルクティ・ビックディッパー」を発動できます。
「ベアルクティ・ビックディッパー」も「ポラリィ」と非常に相性が良く、
簡単に下記の「セプテン=トリオン」、「グラン=シャリオ」につなぐことができます。
ベアルクティ-セプテン=トリオン(評価:★★★★★)
「ベアルクティ」シンクロモンスター②です。
「ベアルクティ」の切り札的存在で、①の効果はエクシーズ・リンクモンスターにとって天敵となるでしょう。
特殊召喚しないデッキの方が珍し現環境では②の効果もとても優秀で、
サーチした「ベアルクティ」モンスターでさらに妨害することもできます。
ベアルクティ-グラン=シャリオ(評価:★★★★★)
「ベアルクティ」シンクロモンスター③です。
特殊召喚成功時に破壊効果を使うことができるため、
先出しが強力な「セプテン=トリオン」と違い、こちらは後出しで真価を発揮します。
ただし、破壊耐性を持っているモンスターも最近ではおおいため、過信はできません。
天極輝艦-熊斗竜巧(評価:★★★★★)
新規で追加された「ベアルクティ」融合モンスターです。
自分の場にモンスターが特殊召喚された場合に「ベアルクティ」モンスターのサーチ、
除外されている「ベアルクティ」モンスターの回収といった汎用性の高いサポート効果を持っています。
ベアルクティ・ディパーチャー(評価:★★★★★)
手札1枚をコストに「ベアルクティ」モンスターを二枚サーチすることができます。
手札コストは何でもいいので非常に使い勝手が良く、デッキを作成する際の必須カードになるのではないでしょうか。
また、墓地にあるこのカードを除外することで身代わりとなる効果も非常に使い勝手が良く、
重い「ベアルクティ」モンスターの手札コストを軽減してくれます。
ベアルクティ・ビッグディッパー(評価:★★★★☆)
「ベアルクティ」をサポートするフィールド魔法です。
特に使い勝手がいいのは①のコストを身代わりにする効果でしょうか。
「ベアルクティ-ポラリィ」によりサーチできますので、デッキに採用する枚数は1~2枚程度で良さそうですね。
ベアルクティ・スライダー(評価:★★★★★)
「ベアルクティ」モンスターを蘇生・帰還できるこれもまた強力なサポートカードです。
「ベアルクティ・ビッグディッパー」の効果で除外した「ベアルクティ」を特殊召喚するのが強力だと思います。
天斗輝巧極
「天極輝艦-熊斗竜巧」の融合召喚に引くような魔法カードです。
フィールド魔法二枚で融合するというかなり変わった効果を持っています。
「ベアルクティ」では「ポラリィ」を簡単に場に出すことができますので、使いやすいカードとして働くのではないでしょうか。
ベアルクティ・クィントチャージ(評価:★★★★★)
一風変わった効果を搭載している「ベアルクティ」サポートの永続罠カードです。
一番使いそうなのは①の回収効果でしょうか。
相手ターンにシンクロ召喚する効果も「グラン=シャリオ」と相性が良さそうです。
②の効果も見逃せない効果となっており、相手の戦闘破壊を抑止することができそうです。
相性が良さそうなカード
幻魔皇ラビエル-天界蹂躙拳(評価:★★★★★)
このカードを場に出すというよりは「ベアルクティ」の手札コスト用に採用するのはいかがでしょうか。
場のモンスターをリリースすることで回収もできますので、意外に使い勝手がいいです。
クリスタル・ガール(評価:★★★★★)
エンドフェイズに各「ベアルクティ」モンスターをサーチすることができます。
「ベアルクティ」モンスターは相手ターンに特殊召喚する効果がありますので、
効果を有効に使うことができます。
氷結界(評価:★★★★★)
このカードを墓地から除外することで、実質サーチカードのように使うことができます。
しかし、水属性しか特殊召喚できないデメリットがありますので、そこだけ気を付けなければなりませんね。
ライティ・ドライバー(評価:★★★★★)
「レフティ・ドライバー」とセットで使うことで、簡単に「ベアルクティ-ポラリィ」を特殊召喚できます。
2種類のカードをデッキに採用することになるため、デッキを圧迫する心配がありますが、
手軽さから採用圏内なのではないでしょうか。
深海のディーヴァ(評価:★★★★★)
こちらもリクルートしたレベル3海竜族とあわせることで「ベアルクティ-ポラリィ」を特殊召喚するためにいかがでしょうか。
先ほどの「ライティ・ドライバー」と違い、水属性のサポートカードを共有することができます。
獣王アルファ(評価:★★★★★)
こちらはレベル8であること、獣族サポートを共有できるところで採用できると思います。
効果も非常に強力で、相手モンスターを対象をとらずにバウンスすることができます。
ダイナレスラー・パンクラトプス(評価:★★★★★)
強力な後攻から盤面を取れる汎用カードです。
レベル7以上なので、「ベアルクティ」モンスターのコストにもできます。
金満で謙虚な壺(評価:★★★★★)
「ベアルクティ」はエクストラが結構限られる構築になると思うので、
こちらのカードも十分に採用圏内なのではないでしょうか。
サルベージ(評価:★★★☆☆)
回収できる「ベアルクティ」モンスターが限られていますが、
水属性の汎用サポートカードなので、一応紹介しておきます。
No.11 ビッグ・アイ(評価:★★★★☆)
制限により、レベルを持たないモンスターを特殊召喚しずらいのですが、
ランク7・8のエクシーズモンスターを採用するのも良いのではないでしょうか。
転生炎獣アルミラージ(評価:★★★★★)
先述した「クリスタル・ガール」をリンク素材にするためにいかがでしょうか。
「リンクリボー」でもいいかもしれません。
水霊術-「葵」(評価:★★★☆☆)
「ベアルクティ」が水属性ということで、いかがでしょうか。
今でもピーピングハンデスは強力です。
最後に一言
今回の記事はいかがだったでしょうか。
相手ターンに妨害手段が豊富なのと、「セプテン=トリオン」の制圧効果が相まって、
環境にも名乗りを上げるのではと噂されているテーマではありますが、
初のダークシンクロのテーマ化&イラストのカッコよさでとても注目しています。
それでは、今回はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう。